千葉白菊幼稚園

千葉県千葉市美浜区にある千葉白菊幼稚園です。 ~基本しっかり、体験たっぷり~ 毎週水曜…

千葉白菊幼稚園

千葉県千葉市美浜区にある千葉白菊幼稚園です。 ~基本しっかり、体験たっぷり~ 毎週水曜日にお届けする職員コラムです。 誰かに届いてほしい・・・そんな思いを込めて綴ります。

最近の記事

心のエネルギー

美味しいものを食べる 旅行に行く 綺麗な景色を見る 楽しいことをする たくさん寝る 自分の欲を満たすことでストレスを発散したり 勉強や仕事への活力にもなっていた昔の自分。 今は、自分よりも優先するものが増え フーッ一息休む間もなく時間が過ぎていく。 それでも毎日充実して 笑顔でいられるのは 周りが明るく、元気でいてくれているから。 職場では教え子達の笑顔 家では、家族達の笑い声、笑顔、泣き声も・・・ 今は、同じ経験をしたきた周りの友人などに 悩みや出来事を話すことが

    • 当然のこと

      自分にとっての「当然のこと」 しかし、この「当然」・・・ 当たり前のことが、相手にとっては当たり前ではないこともある。 それは、人それぞれ育った環境、 過ごしてきた経験が違うから・・・ 私が痛感したので実家を出た時。 初めて家族以外と同じ家に住んだ時、 自分の当たり前は、相手にとって当たり前ではなかった。 そんなことがいくつかあった。 決して、それぞれが常識外れなことをしているわけではない。 ただ・・・ 何かが少し違うだけ。 その”少し”になぜか引っかかてしまう

      • ありがとうの数

        この職業につき、初めての「ありがとう」は今でも忘れない。 何もかもがうまくいかずに泣いた1年目・・・ 持ち上がりで卒園させ、「先生ありがとう」と言ってもらえた2年目・・・ 1年目とは違う涙を流したことは、今でも鮮明に覚えている。 それから何度「ありがとう」を言ってもらえただろうか。 ありがたいことに数えきれないくらい、言ってもらえている。 そして、 私自身は「ありがとう」をどのくらい言っているだろうか。 きっと、言ってもらえているだけの「ありがとう」は言えていないは

        • 信頼を抱く

          急に抱きつかれる 膝の上に座られる 後ろからお尻を叩かれる 幼稚園での私の日常だ。 最初から心を開いて、スキンシップを取って来る子もいれば、 1年間かけて、やっと自らスキンシップを取れる子もいる。 「重いよー」 「やめてよー」 と言いながらも、子ども達が心を開いてくれることに 内心嬉しかったりもする。 そんな子ども達との一年が終わるこの時期は 少し寂しくなるものだ。 子ども達がスキンシップを取ってくれる時・・・ 何気ない話を聞かせてくれる時・・・ 密かに子ども達から

          努力の積み重ね

          「努力」の辞書的な意味。 ❝力をこめて事をすること。あることを成し遂げるために、 休んだり怠けたりすることなく、つとめ励むこと。 また、それに用いる力。❞ これを見ると、完璧人間のように思えて 窮屈な気持ちになる。 だが、日常生活に置き換えて考えてみたらどうだろうか・・・ 朝、眠気に打ち勝ち、ベッドから出ること。 昼、ダイエットのために、お菓子を食べるのを我慢すること。 夜、健康のためにストレッチをすること。 日常の何気ない出来事が自然と「努力」に繋がっているように

          努力の積み重ね

          勝負所

          子ども達にとっても、私達教師にとっても、年に一度の大イベント 「第54回体操発表会」が先日行われた。 子どもだけでなく、保護者の方も我が子の成長を 目の当たりにできる、感動の行事だ。 子ども達はお父さんお母さんに、 どれだけかっこいいところを見せられるか・・・ できるようになったところをどれだけ見てもらえるか・・・ 気合いを入れて、毎日コツコツと練習に励んできた。 私達教師も、 一つ一つの技の完成度を、どれだけあげられるか・・・ 子ども達が楽しく行えるためには、どのよ

          気づきを活かす

          人は毎日、色々な経験・体験をしている。 朝起きて、学校や仕事に行って帰ってくる・・・ 同じ繰り返しの中でも、日々違うものだ。 色々な経験・体験を繰り返す中で、様々なことに気づく。 その気づいたことを流してしまうのか・・・ 受け止めて広げていくのか・・・ それは自分自身。 日常の小さな出来事や学びの中から得た気づきは、 新たな視点を見つけられ、それを広げていくことが 成長に繋がるのだと思う。 何かに気づいた時、それを具体的に計画し、 行動に移していかなければ、活かすこと

          気づきを活かす

          素直に話す

          自分の思っていること、感じていることを伝えるのは難しい。 私は小さい頃、モジモジしているタイプだったので、両親に 「言葉にしないと伝わらないよ」 「はっきり自分の意見を言いなさい」 と、よく言われていた。 きっと、手を焼いていたことだろう。 しかし、言葉にするには語彙力が必要である。 当時の私は、伝えたいと思っていても、どのように伝えて良いかが 分からなかった。 でも大人になった今、 あの頃よりも上手く言葉にできるようになった。 子ども達に教える立場になって感じた

          余暇を楽しむ

          「またね」「いつかね」と漠然とした約束をしてしまうことが多い。 その内の何回がきちんと実現しただろうか・・・ 半分もないかもしれない。 社交辞令であったり、相手が離れた所に住んでいると さらに実現しなくなっていく。 コロナ禍で行動制限されていた数年間から、やっと以前のような日常が戻り始めてきた今・・・ 行きたかった所に行くことや、誰かと過ごす時間を大事にしようと思うように なった。 病気だけじゃなく災害など、いつ何が起きるか分からない・・・ 近いもの遠いも関係なく、

          挑戦

          「人生とは経験(=挑戦)の合計である。」 自分が誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、経験したものの 合計によって決まる。 若いうちに良い経験をすると、その後の人生に大きな収穫をもたらしてくれる。 10代で経験したことや、本で読んだ知識は その後の何十年も続く人生の生き方や、考え方に大きな変化をもたらすもの。 若い頃はとにかく色々な経験をして、自分に投資するべきだ。 そう、 人生最大の投資は『自己投資』・・・ともよく言われる。 つまり、”経験を重ねる” という ”挑

          固定概念を越えて

          皆さんはどんな【モーニングルーティン】をしていますか? 私は「朝5分間読書」をしている。 家族や友人からも「えっ?朝から何やっているの?」とよく言われる。 小さい頃から本が好きで・・・ と大袈裟に言いたいところだが、根っからのテレビっ子で実は読書は好きでは なかった。 いや、いつからか自分の中で「本は読まない」と勝手に自分を縛り付けていたが、 その凝り固まった考え方が、一瞬で崩れた一冊があった。 あれは、2021年の初秋。 読書家の知人から、是非にと渡された小説。

          固定概念を越えて

          気分転換を図る

          スターバックスの新作ドリンクを知っていますか? 今は「オペラフラペチーノ」です。 私はスタバの新作を毎月楽しみにしている。 今回は好きな味だ! 美味しそう!! ○日から発売だからと、それを楽しみに仕事も頑張れる! 人は毎日同じ日常、同じサイクルの繰り返しだと、抑揚のない日々に 飽きや疲れを感じてしまう。 だからこそ人は何気ない日々の中にちょっとした楽しみや、ご褒美を作りたくなるのだろう。 実際私もその一人だ。 だがしかし、ご褒美を作りすぎてもいけない。 自分を甘や

          気分転換を図る

          受け入れることの大切さ

          自己肯定感を持てる子に育ってほしい。 果たして自分は正しく向き合えているのか・・・ 子育ては正解が見えないからこそ難しい。 自己肯定感を高める方法の基礎として 「子どものありのままを受け入れることだ」 と読んだことがある。 これは「なんでも許す」「言いなりになる」「放任する」ということではなく 『尊重する』ということ。 例えば周囲の都合も子どもに伝え、子ども自身に考えさせることが 実はその子を尊重しているということになる。 ありのままを受け入れる=尊重 乳幼児期

          受け入れることの大切さ

          努力の積み重ね

          今、私は2種類の運動に力を入れている。 1つは筋トレ(ジム)、もう1つはチアダンスだ。 チアダンスは高校時代の仲間と今も踊っているので、とても楽しく 「運動」という感覚はあまりない。 その一方で、ジムは行くまでが憂鬱。 トレーニングをしている時も「早く帰ってのんびりしたな」と思っている。 そして次の日、筋肉痛がきてやっと「行って良かったかも・・・」と思えるのだ。 「自分で気持ちを引き締めて運動しないと、健康を維持できない」という 年齢に近付いてきた。 その義務感から

          努力の積み重ね

          感謝を込めて後始末

          「過去は変えることはできない        ならば終わったことには感謝しよう」 この一文は終礼での唱和。とても心にも残る。 年末を迎え2023年を振り返ったときに、 良いことも、悪いことも、悲しいことも たくさんあった。 振り返り=反省になりがちだが、この言葉のように 「感謝」することも大切だ。 職場も家も「1年のありがとう」・・・感謝を込めて丁寧に磨き 新たな1年を迎えたい。 「過去は変えることはできない        ならば終わったことには感謝しよう」 カトウ

          感謝を込めて後始末

          役割

          ●人は役割を持って生まれてくる ●仕事とは他人を喜ばせること この言葉は、SYワークス佐藤芳直先生のセミナーで聞いた言葉だ。 10年以上前、まだ新人だった頃参加させていただいた職員研修でこのセミナーに参加し、自分の中で変化があったのを覚えている。 その頃はまだ、自分のことで精一杯。 日曜日の夕方、サザエさんを見て 「明日からまた1週間が始まる・・・」と、どんよりした気持ちになっていたこともあった。 それでも職場に着けば、可愛い子ども達が寄ってきてくれて、素直な言葉や